「北海道センター」のコンセプト

  • 「クラスA」のビジネスセンター
  • ユジノサハリンスク市、コムニスチェスキー通り・プロスペクト、18
  • 竣工:2015年10月
  • フロアプラン / 概要説明

コンセプト: 市の行政の中心地からの近く、緑豊かな地域に位置し、高い耐震性を有するビルで、利用者に安心と安全を提供し、快適な執務環境を提供することを目的としています。.

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位置

  • 「ガガーリン」公園の入り口に近く、市内中心部の東側に位置する素晴らしい場所です。
  • アクセス:サハリン州政府とチェーホフ・センターまで徒歩7分。車では、コミュニスチェスキー通り、コムソモールスカヤ通り、ゴーリキー通りが利用しやすい便利な環境です。
  • 車は、コムソモールスカヤ通りから出入りできます。
  • 敷地内に確保している駐車台数は120台。
  • ランドスケープや日本庭園など敷地面積1.7ヘクタールの緑豊かな自然環境に囲まれています。
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設計と建物の特徴

  • 設計:日本とロシアの設計者による共同設計で近代的なオフィスビルです。共同設計会社:「岩倉建設株式会社」(日本、札幌市)、「株式会社ドーコン」(日本、札幌市)、「合資会社サハリンエンジニアリング」(ロシア、ユジノサハリンスク市)、「カピテル」(ロシア、ユジノサハリンスク市)、「エルコンシブ」(ロシア、ノボシビルスク市)
  • 施工者(自主施工):北海道デベロッパーズグループ (Hokkaido Developers Group)
  • 構造:鉄筋コンクリート造(日本の設計基準に準拠し、ロシアの建築基準法の認可を受けた耐震構造、柱の寸法は100㎝×100㎝)
  • 外装や内装は良質の材料で、シンプルなスタイルと自然な配色を採用。外壁材は三菱の「Alpolic」(日本)を採用。一階エントランスホールの内装は石張り(花崗岩)を採用。
  • サッシュ-「SCHUCO」(ドイツ)のアルミサッシュを採用。窓ガラス:旭硝子の高断熱の複層Low-Eガラスを採用。
  • 建築延面積:4,424 m2。
  • 階数:地上6階建て
  • 貸室床面積:2,821 m2。
  • 貸室面積:最小区画 66 m2、最大区画 508 m2(貸室内には間仕切り無)
  • 階高:4 m、天井高:3 m
  • 自由な間取り、オフィス間の区画は利用者のニーズにより自由に配置可能。
  • オフィスは内装済み。(66 m2)。
  • 一階のエントランスホールにはカフェがあり、各階には給湯室を設置。
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機械設備

  • 空調システム(中央強制換気とエアコンを設置)
  • 通信システムとインターネット:デジタル回線による光ファイバ通信プロバイダ:ロステレコム、ビーライン、ダルサトコム(DALSATCOM)、ツランステレコム(TransTelecom)
  • OAフロアは日立製(日本)を採用、床下に自由な配線が可能なシステム
  • 集中ビル管理システム (Building Management System)。
  • 火災報知器や侵入防止システムを採用に、電子カードキーでビル内および貸室内への入室を制御
  • 「TOTO」製(日本)のウォシュレットを採用
  • エレベーターはヒュンダイ製(韓国)
  • 非常用発電機(2つの独立した都市ケーブル、自立電源の発電機)

セキュリティ

  • ビルと駐車場は、24時間警備
  • 敷地周辺とビル内にはビデオ監視システムを設置
  • 1階エントランスホールに来客や入館を管理する中央受付を配置
  • 1階エントランスホールにセキュリティゲートを設置
  • 貸室内への入室制御(電子カードキー)
  • 敷地外周にはフェンスを設置

食事とアクティビティ

  • ビルの内にはカフェがあり、周辺にはコーヒーショップやレストランがある。
  • 敷地内には、全天候型のテニスコートがある。